子供にお小遣いってアリ?ナシ?


お金を扱わせるってどこか心配。
変な知識を持ったらどうしよう。
子供にお金を持たせるとき心配になるのは当然のこと。
でも正しい知識を教えて良い勉強をさせるのもアリなのか、ナシなのか。

幼稚園に入学してコミュニケーション能力も次第に上がり、一人でいろいろできるようになった。

小学校で他の子供がお小遣いをもらっていることを知り「お小遣いちょうだい」と言ってきた。

そんな経験は親なら必ずあるのではないのでしょうか。

でも渡すか渡さないか、いろいろ心配事がたくさん。


☆お金ってそもそもなんだろう☆

大昔、お金が存在しいなかった時代、人々はモノとモノを交換することによって生活をしていました。

ですが誰かがそれでは不便だということに気づき、交換する間にお金を生み出しました。

普段納豆を買うとしたら、当たり前のように私たちは100円なり500円なりを店員に渡していますが、それはなぜでしょうか。

便利だから

お金を払わないと貰えないから

それ以外に理由はありません。

でも生きていく中で、その便利さに漬け込み悪質な利用をする人をたくさん見てしまったからこそ、子供をそんな環境に置かせられないと思ってしまうのではないのでしょうか。


☆子供の気持ちを一旦考えてみる☆

私たち大人はお金の使い方を知っています。

衣食住において、お金はなくてはならない存在。

急に体調が悪くなれば病院に行かなければ。そこでもお金は必須です。

日本ではお金がないと生きていけない。

そう学んでいきます。


ですが、子供はどう思っているのでしょうか?


『単純に便利なもの』

それ以外に子供が思っていることなどあるのでしょうか。

100円があれば好きなお菓子が買える。

1000円があれば欲しいオモチャが買える。

それくらいしか子供は思っていない、いや、そうとしか思えないはずです。

なぜなら使ったことがないのですから。

ですが大人が勝手に「渡してしまったらいずれ悪影響になる」と思い込んでしまいます。

その考え方が良いのか悪いのか、考えていきましょう。


☆なぜ子供が興味を持ったのかを考える☆

「お小遣いちょうだい」という言葉の中に、その子の気持ちはどのように入り込んでいるのか、それを考えることがとても大切です。

前述したように、単純に欲しいものを手に入れたいだけ、そう思っていても、その子の中にはそれに重なる知識が待っているのは当然です。

使い方を覚えれば、次第に効率的な方法を勝手に思いつくでしょう。

110円のお菓子を買うときに、500円玉ではなく120円払ったら財布が重くならなくて済む。

そんな些細なことからどんどん学習していくのです。

では、その根源にあるものから考えましょう。


・ほしいだけ

・それを食べたいだけ

・それを使ってお母さんお父さんと遊びたいだけ


これは良いことでしょうか、悪いことでしょうか。

もちろん、これは良いことです。

なぜなら明確にその子の興味が現れているからです。

興味や好奇心をお金を使えばさらに次の興味に発展させられる。

そう思えば、お金はとても便利なものとしか思えません。


そう!そこでストップです!


この上に大人の変な知識を重ねること、それがダメなのです。

「いや、そんな当たり前のこと書くなよ」

そう思った人、思わなかった人、関係なく、あなたは正しい使い方、できていますか?

「正しい使い方って何?」

そう思った人、思わなかった人、関係なく、あなたは子供に何を伝えたいですか?

それを考えること、それが一番重要なのです。

☆使い方ではなく、考え方を教える☆

お金の正しい使い方なんて、子供に教えたところで全部理解させるのは難しいです。

その努力をするよりも、『なぜお金は存在して、なぜ使わなければならないのか』を教えることこそ、大切なことです。


お金=汚いもの

そう思っているうちは、子供にどんな素晴らしい説明をしても無理でしょう。

かといって

お金=幸せを呼ぶもの

と考えるのはちょっとちがう。

だからこそ

『なぜお金は存在するのか』

を教える。


お金がないと生きていけない

それを体感させるのは難しい

お金がないと買いたいものは買えない

それは体験させてみないとわからない

だからこそ

『なぜ使わなければならないのか』

を教える


大切なのは、行動ではなく、考え方だということを忘れてはなりません。

少し考えてみてください。

お金について、親から長々と説明されたこと、覚えていますか?

この世には職場というものがあって、あなたは将来働いて、お金を稼いで、それで家族を持って、幸せになって…。

なんていちいち快く「うん、その通りだね!」と頷いていましたか?

お金の使い方なんて、社会に出れば嫌でも学ぶのですから、そんなこといちいち教えなくていいのです。

だから、考え方が大切になってくるのです。

技術は勝手に身につくし、勝手に忘れるものです。

でも、考え方は一度染み込めばそのまま残ります

子供の頃に正しい使い方を教えるのではなく、お小遣いをあげるかあげないかは関係なく、

『親が幸せに見えるお金の考え方を実践すること』

それが大切なのです。

あとはほっといても勝手に真似てくれます。

子供の能力を伸ばす前に自分がその能力を持っているか、それを考えましょう。

使い方ではなく、考え方

どちらも行き着く先は一緒ですが、考え方が違っていればその人の心が変わります。

最終的には自分で稼いで好きなものを好きな時に買うようになるのですから、使い方なんて必要ありません。

使った時に、そのお金に対してどう考えるのか、それを小さいうちに考えさせ、違うと思えば正しましょう。

そこから先の正し方は、各家庭十人十色です。

「その考え方は教えてくれないの?」

と思う前に、まずは一度お金を眺めてみては、今までの考え方を思い返してみてはいかがでしょうか。

ここまで読んでくださった皆さんが、悪質な使い方をしているとは到底思えません。

だから一度思い出してほしいのです。


☆アリ?ナシ☆

結局お小遣いはアリなのか、ナシなのか。

ずるい書き方かもしれませんが、

それを考えている時点で、すでにスタートラインにちゃんと立てていると思います。

過去は消せないので、もしも自分の過去に間違った使い方をしていた心当たりがあるなら、一度見直しましょう。

そんな心当たり一切ないという自信があるのなら、その自信を子供に伝えましょう。

アリかナシではなく、それを自信を持ってどう伝えればいいのか

それを一度考えることこそが、一番大切なことなのではないのでしょうか。


☆最後に☆

お金って、書き始めるとキリがないですね。

結局正解なんてない。そんなふわふわしたもの。

だからその人の生き方が大切

そう思って使ってみるのも、いいかもしれません。

本日も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます。

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