【アメリカ】算数なんて必要ない!?子供は自由に遊ばせておく教育


多くの天才を生み出す国、アメリカ。
GoogleやFacebook、Amazonなど名だたる大企業のCEOたちは一体どんな教育を受けてきたのか。
そこには日本の概念にはない、真逆の教育法がありました。

これはある一人の父親が言われた話。

大学を卒業後、国内の外資系企業に勤めていた彼は、入社三年目で会社から「アメリカの支所に行ってほしい」と言われ、彼が目標としていた海外勤務を早期に達成することができました。

陽気な気持ちで渡米し、英語も得意だった彼はすぐに現地に馴染むことができ、支社で出会ったアメリカ人の女性と付き合うことに。

順風満帆に日々は流れ、付き合って1年で結婚することになり、それから奥さんは退社して、

1年後には念願の男の子を授かることになりました。


☆憧れの海外子育てだったけど☆

日本に戻ることも選択できましたが、子供を海外で育てるということに魅力と期待を抱いた彼は、そのままアメリカに残ることを決意。

そこからはさらにあっという間に時間が過ぎていき、いよいよ息子は小学生に。

その頃には仕事も中堅になり、子育てにもすっかり慣れて、奥さんのオススメしている小学校に安心して息子を入学させました。

そんな生活を送っていたある日、彼は息子の行動を見ながらふと疑問を抱きました。

「あれ、ここの小学校は宿題がないのだろうか」

その疑問は息子の言動や奥さんの話を聞いているうちに、日本人では当たり前に出てくることでした。

何故ならば、息子は毎日ひたすら遊んでばかりだったからです。

小学校では毎日机に向かって講義を受け、その日学んだことを帰宅して勉強する。

それが当たり前と思っていた彼は毎日公園で遊び泥だらけになって帰ってくる息子に対して強い違和感を覚え、それを担任の先生に相談することに。

彼には自分が正しいという自信がありました。

だって今こうして幸せに生活できているのは幼い頃から宿題をきちんとやってテストで良い点を取って良い大学に入って一流の企業に勤めることができたから。

その自信を胸に抱いたまま、彼はネクタイを締めて担任が待つ教室へ。


☆担任からの衝撃の一言☆

彼:「あの、この学校ではちゃんと授業を受けさせているのでしょうか」

担任:「ええ、もちろん」

彼:「ですが、息子は毎日遊んでばかりで、学校からも宿題は出ていないと言うのですが」

担任:「ええ、それももちろん」

彼は当たり前のような表情で返答する担任に苛立ちを覚え、つい強い口調で

彼:「普通はもっと自宅でも勉強させるように学校側が指導するべきだと思いますが」

突然怒鳴りだした彼を見て担任は少し驚きましたが、その担任はとても勉強熱心で、日本の教育方法についても独学で学んでおり、彼がなぜ怒鳴っているのかもすぐに理解しました。

担任:「あなたは、順序を間違えています」

彼:「は?」

担任:「よく考えてください。小学生だからといって、なぜその子達が誰よりも早く算数で100点を取る必要があるのでしょうか」

当然、彼には意味がわかりませんでした。


おそらく、日本で普通に教育を受けてきた人ならば、担任の言っていることにまず「どういうこと」と思ったでしょう。

話の続きが気になりますが、大切なことなので一旦整理しましょう。

☆教育とは何かを考える☆

担任の言っていることを日本でそのまま使えばおそらく間違いということになるでしょう。

そう思わない人が多数派だからです。

ですが、アメリカは逆です。

ここに、日本とアメリカの違いがあります。

確かに、日本の教育方法も間違ってはいません。

現に彼は幸せを感じながら生きているからで、それは彼だけじゃないからです。

一部には彼と同じルートを生きてきながらも不幸だと思う人もいるかもしれませんが、日本人の理想の形であることには間違いありません。

そうです、その理想の形を抱きすぎることが問題なのです。

日本の教育は、例えるならば試合の本番です。

・常に勝ち負けを意識し、最終的に明確な順序を出す。

・答案とにらめっこして、大人が決めた正解と違っていれば減点する。

対してアメリカは、試合のための練習に近いのです。

・勝ち負けという概念がそもそもなく、練習はするけれども基本は自由。

・子供が思ったこと、やりたいことを最大限そのままの形で尊重する。


☆担任が伝えたかったこと☆

ここまで読んだところで、先ほどの担任の言葉を振り返りましょう。

「小学生だからといって、なぜその子達が誰よりも早く算数で100点を取る必要があるのでしょうか」

さぁ、あなたならこの言葉をどう捉えるでしょうか。

「いやいや、そんな楽観的に考えてたら子供は成長しない」

「早いうちからわからないところを勉強させた方が良いに決まってる」

そう思うのか、

あるいは。


ここが、今回一番大切なところです。

『あるいは』

担任が言いたかったのはそこなのです。

担任は日本の教育方法に対して決して否定はしませんでした。

ですが、アメリカという国の子供が自国の教育方法で次々と天才たちを生み出したという事実に、気づいてほしかったのです。

教育の意味を勘違いしていないかと、伝えたかったのです。


その後彼がどうしたのかは、あえて伏せておきましょう。

みなさんにも、彼が今後どう教育をしたのか、そして自分ならどうするのか、それを考えてほしいと思います。

もしもこの先の結果を知りたいと思ったなら、本屋さんに行って調べてみてください。

この話は本には載っていませんが、きっと結果はどこかに書いてあります。


☆最後に☆

本日紹介したアメリカの教育方法。

常に本番ではなく、常に練習という姿勢を教育に取り入れること。

自由を最大限叶えることを常識とした姿勢。

この方法が良いのか悪いのか、是非、一度考えてみてはいかがでしょうか。

本日も最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございます。

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